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一緒に馬鹿話をする友人Yが、会うたびに話題に持ち出すのが、手塚治虫のアニメ「クレオパトラ」(と「哀しみのベラドンナ」)です。
登場人物がすごい設定です。クレオパトラは全身整形美女。シーザーは家庭では幼児化。アントニーは体育会系の頭悪いやつ(これはいつもそうだけど)、オクタビアンは、威風堂々エジプトを制圧しにくるわけだけど、クレオパトラの魅力、ではなく、そのへんの奴隷グラディエーターにメロメロになる。それ見てクレオパトラは自殺。

私の感想「そんなことでエジプトがローマ支配化に入ったら、情けなくてやってられないね」
Yいわく。「塩野○生女史が知ったら激怒するよぉ?(あのひとシーザー大好きだからね。というか、恋しちゃってるでしょう) あと、アナタが好きそうなのが『哀しみのベラドンナ』」






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舞台は中世ヨーロッパ。領主に初夜権によりレイプされて家に戻されたジャンヌが、夫にも捨てられやがて魔女として火刑になるまでの救いようのない話。(←我ながらまとめかたが酷い)
これを「好きそう」といわれるのもいかがなものか、ですが、昔ならいかにもありそうな出来事&ヒロインをけなげに耐える女性ではなく、敢えて悪にころばせるシナリオはたしかに興味をそそりました。

Y「このアニメの話、ほかの誰からもきいたことない? 私の捏造じゃないからね」
私「疲れているときに夢で自分で作ってみてたかもよ」
Y「それだったら、このネタを自分で売るもんっ」

と、無実(違)を証明したがるので、ネットで調べたら、アマゾンで売られていたんです。
手塚プロが大赤字になってしまったとかいう実験作品が3つあって、「千夜一夜物語」「クレオパトラ」「哀しみのベラドンナ」の3本セット。
パッケージを見ると絵が丸々して、やっぱり手塚作品は好みではないです。しかも、完全にお色気路線アニメで、絵的にいかにも古い。
ただ、ベラドンナを絶賛するレビューがいくつもあって、これは発表当時は受け入れられなかったけど、今はむしろ隠れた需要がある作品なのかも、という手ごたえを感じました。


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