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Daymare Townというescape gameのシリーズがあるのですが、これのイラストがなかなか好きなもので、ちょっと書くことにします。(ネタばれします)

シリーズを通して白と黒のアナログ的な線で描かれた寂れた近代の町が舞台。博物館の展示品の気球を起動させて乗れるとか、絵に入り込んで砂浜まで降りて貝殻を拾うとか、本の挿絵の塔に入っていくとか、愉快なgnomeがひそんでいたりとか、ファンタジックな場面もあるのだけど、ふと出てくるマシンはどこか旧式で不気味な用途を連想させる。しかも白と黒で不安定にゆがんでいる絵で一層不安感が増す。

住人は隠れ住んでいるか、家にいても困窮している様子。死臭と倦怠感が支配するくすんだ空気があり、戦時下の東欧のどこかの町とか19世紀末のロンドンの貧民街という感じもする(エレベーターが英式)。大抵の人は靴をはいてなく、寒そうにしているか病的な顔をしている。そうして、凶暴な図書館司書がモンスターか亡霊のように突然現れたりする(読み物を与えれば大人しくなる)。
門番はコートを着てきっちりしてるけど、その上役といったら、話しかけると「うせろ」と言ったそばから高額の許可証を売りつけようとしてくる。

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新聞の書評で読んで気になっていたので、ジュンク堂に寄ったついでに購入。
イタリア小説は殆ど読んだことがないので、ともかく読んでみようと思ったのですが、ひとつのきっかけになったのは「神秘的、幻想的な作風でカフカの再来と称される」という、カバーの説明文です。

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どうにか酷暑の夏が過ぎ、と、言ってよさそうな日が少なくとも3日続いています。
でも、あまり動き回りません。庭の植物が急に元気になったので、よく耐えたと労う作業などはちょっとし始めましたが、
これまでに、涼しくなるのかと期待しては37℃でジリジリやられたのでつい、警戒心が。
暑さがあまりに日常となっていたから「暑くないとさみしくなる」と言った人もいましたが「さみしくならない、ならない」と、即座にツッコミがはいりましたとさ。

この夏に新しく知り合いが増えたし、――といっても本業の顧客などというものではなく、趣味&馬鹿話の友なんだけど――あとは、暑くてヘロヘロになったくせに結局本格的にダウンすることもなかったので、それなりによい2ヶ月だったと思っています。仕事は昨日からちょっとお休み。
雨なのでちょうどよかった。

映画は、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」にするか、
ジャンヌ・モローの「クロワッサンで朝食を」にするかで迷い中。
(極端な作品2つで迷うねと笑われている)
11月に蝋燭能を見る予定は決まっています。題名聞いても中身知らないから
これからお勉強するつもり。一応ね。寝ないためには。

愛犬は、もう早速ベタベタ、わがまま放題。
しかし、早朝の散歩も寒いくらいで非常に快適です。






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