忍者ブログ
W.B.イェイツ/ カズオ・イシグロ
■先日、W.B.イェイツの小さい展示会に行きました。特別好きではないんですが(日本で言うと、遠野物語な雰囲気?)、アイルランドものが取り上げられる機会が少ないので見に行きました。自筆の何かでも見られるかと期待しましたがそれはなく、おおまかなことが書いてあって、さーっと見られる程度。ご自由にと書いてある資料を目一杯もらって帰りました。アイルランドって日本に意外と関係が深いと判明。銀座をデザインしたのがアイルランドの人だとか!?
それから手持ちのイェイツ詩集(というか論集)を読みましたが、ノスタルジックな情景も多くて綺麗でした。

■BSで「カズオ・イシグロを探して」という、紹介番組があったので、録画して見ました。最近『私を離さないで』が映画化され公開されたので、その紹介が主だったのですが、なかなか面白かったです。
『私を~』を読んでいなかったのでストーリーをはじめて聞きました。設定だけを言うと、それとは知らずに臓器移植のためのクローンとして製造された子供たちが真実を知って、それから、という、近未来SFにありそうな話です。嫌いではないけど、やはり、個人的には『日の名残り』のほうが好みです。
臓器移植の日には殺されるという設定は、映画で「アイランド」というのがありますね。でも同じ映画でいうなら「トゥモローワールド」が近いか。世界観が、いわゆるSF世界じゃないので、ご都合主義の脱出アクションなどがない。切なくて渋い。これ原作はP.D.ジェイムズだったと記憶してます。

拍手

PR

2011/04/20 20:37 | Comments(0) | 英米文学
『杉の柩』 アガサ・クリスティ
本棚を整理していたら未読で出てきたものです。ブックオフで買ってるよ。
「杉の柩」とは、シェイクスピア『十二夜』のフェステの歌に出てくる文句です。

ミステリーだけど、推理部分はそれほどはっとするようなものではなくて、前半で死んでしまう財産家のおばさまが、歌の文句の人物のように「焦がれ死に」したのかなあ、と思う。脇の人たちも「恋」といいつつ「呪われて」いるみたいだ、という描写がタイトルに通じてます。(強引に見えますが)
鍵となるのは遺言書。犯人は冷酷で段取りがいい。

拍手


2011/01/20 09:01 | Comments(0) | TrackBack(0) | 英米文学
2011はじめの発注はこれ
萩尾望都の『ウは宇宙船のウ』を買って読んでみたんですが、
表題作より中身の短編に好きなのがいくつもありました。
「みずうみ」「スペースマン」は漫画でよかったと思う。
で、「霧笛」と「集会の日」は、どうしても原作に当たりたくなった。
欲を言えば丁寧に作った実写の映画で見たいくらいですが。

「霧笛」は灯台の霧笛が、太古の水棲恐竜を呼び覚ますという話。
でもなんともノスタルジックでかんじがいいのです。
「集会の日」は、ハロウィーンに集まってくる親類一同
つまりもののけ連中に囲まれているごく普通の少年の話。

「霧笛」が『ウは~』に収録されてるか見てませんが、とにかくそれと、
「集会の日」らしき『塵よりよみがえり』をアマゾンで発注済です!(笑)

って、萩尾望都は!?
『11人いる!』は、ラブコメ路線が騒々しく混じっているので
あまり惹かれるところはないです。
『銀の三角』は好きでしたよ。内容を説明しろと言われるとわからんがね。
シュレディンガーの猫の理論がベースにあるのかな?
ただ、文庫サイズでは見づらいというか、もったいないというか。
それは『ポーの一族』の(吸血鬼である正体が)バレた!
というシーンでも、画面が大きければいいのにと思いました。

萩尾望都から始まってたはずが、
なぜかレイ・ブラッドベリに落ち着いてしまう、というオチでした(殴)

拍手


2011/01/15 11:05 | Comments(0) | TrackBack(0) | 英米文学

| HOME |
ブログ [PR]住宅 ローン バイク買取