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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

報告するのは年末というか、昨日ね。
TV一切観ずに、そばも食べずに(ローストチキンぽいのは食べた)、脈絡なしの濫読タイムでした。
読んだうちにはホームズものとか、エウリピデスとチェーホフもはいってたけど、それらは再読でもあるし、ちょっと新鮮だったところから3つだけ報告いたします。

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『驚異の魔術師』カルデロン・デ・ラ・バルカ
スペインのルネサンス期の戯曲です。設定は古代アンティオキア。異教の信仰が強い地域でのキリスト教の殉教を扱っているので、宗教劇なのですが、生々しさとまったり感が同居していました。舞台で演じたらさずかし派手だろう。
悪魔は最後は、殉教した二人の頭上で神の言葉を伝える(いやいやながら)役目を果たしていたり、ひとりごとが非常に多かったり、主人公の学者のおつきが「自分も意中の人を呼びたいといって)真似をしようとして悪魔にスルーされたり、と、笑えるシーンが入ってます。

『ジョン王』シェイクスピア
英仏因縁のもめごとがメイン。幼いアーサー(王位継承権あり)に、命令であってもむごいことができないヒューバートの人間味と、リチャード獅子心王の落胤であるバスタードことフィリップのやりたい放題、いいたい放題が見所。
史実と違う部分も多々あり、後期の劇とくらべると古めかしさが強いですが、テンポよく、退屈せず読めます。バスタードはきっと当時の観客にも人気があったろうと思います。

『ドン・ジュアン』モリエール
スペインのドン・ファン伝説が元ネタの喜劇。ということになってるけど、この主人公はポリシーある放蕩貴族だし、周囲の人物もいきいきとよくしゃべるし、なんというか、嫌いになれない人たち。行いを改めるチャンスを平然と踏みにじる無心論者で、怖いもの知らずの主人公は、最後の最後で天罰の雷にあたって絶命します。え、これ、喜劇? モーツァルトのオペラと比較するのも面白いでしょうね。
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